カルクウ.blog
狩る、そして食う そんな遊びの日々の記録

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カメノテを獲ってみた   ,2014/11/09 (日)


ウロコ雲を眺めながら、いつものように伊豆へ向かう。
風荒れした夕方の磯でスズキを狙うも反応なし。
朝マズメは場所を変えてみると、なにやらボイルしているけれど
距離が遠くて届かない。これといってアタリもなく平和な海に。
どうも魚は獲れそうにないので今日はカメノテを収穫してみた。

今までも気になっていて、何度かモイだことはあるけれど、
ブチっと千切れた硬い爪のような物体は一体何処を食うやら。中を開けるのか?
なんだかよく分からないので、それっきり。
それが最近、友人からスペインはガリシア地方でも食うのだよと聞いた。
地元伊豆の友人も食べるというし、美味しいとも聞いた。
そういうリアリティが増すと、俄然旨そうな気がしてきた。

ちゃんと採ってみよう。今回は色々下調べと道具を準備しておいた。
磯の波打ち際付近なら大抵生えてるけど、大きさは色々。
大きいヤツってのは波をかぶる狭い割れ目にたくさん生えてる。
金属の棒でグリグリほぐすようにするけどこれがなかなか難しい。
強引にやると硬い先端だけが切れちゃうので、根っこを掘り起こすようにグリグリ。
するとボロリと爬虫類の腕みたいなのが取れた!これがカメノテの全体か。



枝分かれしたように生えてる感じは、まるで植物のようだけれど
引っこ抜いた後、腕の部分の筋肉がキュッと締まるのを感じる。なるほど動物だ。
フジツボやカメノテは甲殻類の一種というから驚き。幼生時代もあるという。
幼生は漂って仲間の居る場所に集まり着定するため束になるのだとか。
といっても、やっぱりイメージにある甲殻類とは随分遠いなあ。

見慣れてないせいか、まだ食材を獲ったという気分が沸いてこない。
とにかく持って帰って、食ってみよう。



いい風とサラシはあるが、ここはベイトッけがない


漁港に漂う仔イカは小さい。肉団子サイズ。


AT-ATサンドウォーカー、通称トゲナナフシ


ツワブキの花。ツルピカの緑とビビッドな黄色が鮮烈

シイの実が予想以上に美味   ,2014/11/07 (金)


シイの実を食ってみる。
一度味見してみた事はあるけど、コレといって美味かった思い出はなし。
それも随分昔の話なので、もしかして今なら美味しく頂けるかもしれない。
ヒトの味覚ってのは経験と共に豊かになっていくらしいので。

で、まずは簡単電子レンジで食べる方法をトライ。
サッと水洗いして紙封筒に入れて600wで2分。途中でボンッ!と炸裂音がする。
3割ほどは外皮にヒビが入っていたけど、破裂ってほどではなかった。
いずれにしても殻は固いのでペンチ割る作業は必要になる。
栗みたいに面倒臭い上に、銀杏みたいに小さいから かなり大変。

苦労して取り出した実を1つパクっと食べてみる。
パンチは弱いが確かにナッツ類の味がする。塩を利かせると良さそう。
味よりも問題なのは硬さ。どうやら火がしっかり通ると物凄く硬くなるようで、
モノによっては歯で噛み砕くとガキっと音がするぐらいに硬い。これはキツイ。
剥き方と火の通し具合が大事だってコトはわかった。


レンジで破裂したシイ。実は硬くなる。


なんとなく性質と扱いがわかったので、お次は丁寧に。
まずは冷蔵で数日寝かせてみた。栗と同類なら甘さが増すだろう。
それを今度は蒸してみた。なんとなくで3分ほど鍋の中で蒸す。
するとカチカチだった外皮は柔らかく剥きやすくなった。栗と一緒だな。

10個ほど中の実を取り出して、塩を振ったらまとめて一気に食う。
おおおっ これは美味しい!確かな甘み、確かなナッツ味。
蒸し具合は良かったのか、ほどよくネチネチ柔らかく食べ易い。



収穫と皮むきが非常に面倒って事を抜きにすれば、常食したいぐらい旨い。
栗とカシューナッツの間の子って感じかな。
なるべく大きい実を落とすシイの木を探すことと、
簡単に中身を取り出す手段があれば、もう言う事無し、なんだけど。




山道で無数に落ちてるのをチマチマ拾い


蒸した後にチマチマ割ってほじって食う。

シイの実、西伊豆山の眺望   ,2014/11/03 (月)


朝夕が釣りなら昼間は少し森へキノコ偵察に。
ちらほら倒木から出てるのはたぶんエノキだろう。
ザラエノハラタケも見たし、よくよく探せば色々あるのだろうな。
富士と違って里山キノコはまだまだ見分けに自信がないので、今日も観察だけ。

車で走るとブチブチとドングリを潰す音が響く。道には挽かれた白い粉が一面に。
そういえばずっとずっと昔にシイの実は生でも食えるよと教えてもらった。
上を見ても高い木々は折り重なってて、どれがシイの木なのか判らないけれど
下を見ればシイの実は沢山落ちてる。試しに割って食ってみたらまさに生ナッツ。
これは美味しいかもしれない。ちょっと拾ってみておくか。



キノコもナッツも木と森さえ知ってれば色々採れる。まずはこの伊豆で探さないと。
あらかじめ植生地図でアタリを付けておいた森を点々と巡ってみる。
地図ではイケそうでも実際現場に行くと的外れだったりアプローチ不可だったり。
雰囲気良さげな森にもキノコの気配は薄い。時期が悪い?場所が悪い?
右も左も分からないスタートラインに立ったキノコ探索は久しぶりだな。
場所だけでもチェックしておけば、この次は良いシーズンを探せばいい。



アッチコッチ走って西伊豆の尾根まで登ると、バーンと富士山が目に入った。
強風が雲を飛ばしたのか、カキンと澄んだ空気に青い裾野がスバラシイ。
あまりにも美しいのでもっと見たくなって、とにかく富士に向かって走る。
眺望良さそうな場所をさがしてると、イイ感じに高くて笹に覆われた丘を見つけた。
車を降りて標高100mほど登ると、遠い駿河湾の果てから富士山まで目前に広がる。
低木もない丸々の笹山なので、頂上からはぐるり360度見渡せる。
頂上の標識で「達磨山」と。全天観察したい夜にはとてもイイかもしれない。



高いとこからの景色ってやっぱいいなあ。また丹沢とか行きたくなってきた。
気分が澄み渡るような景色にキノコ探しも夕方の釣りもどうでもよくなって、
日没がキレイに見れそうな高台を探して、ビール片手にボ~っと半分昼寝。
三脚にカメラを立てて、海に落ちる日没を微速度撮影しっぱなしにしておいて。
西伊豆の夕日は最高だけれど尾根上からだと更にスゴイ。いいもん見た。



西伊豆の山頂からの夕日は腰据えて見る価値アリ。


ザラエノハラタケ。なるほどマッシュルームに近い。旨そう


エノキを抜いたら思わず長くてびっくり。


標高800ぐらいから谷を抜けて一気に海まで見える


微速度撮影中。まだコツを掴むためにトライ&エラー

荒れ波に魚、地に糞虫   ,2014/11/02 (日)


降ったり止んだりの雨の隙間をついて朝マズメの伊豆の磯へ。
最近あんまり釣れてる話を聞かないけれど、やっぱり釣人も少ない気がする。
いいんだ別に、釣果なんて関係ない。朝の磯に臨むだけで心がスッとするのだから。

それでも予想以上にザバザバと良い具合に荒れててなんだか出そうな予感。
これはヒラスズキが来そうなので、まずは手前のサラシにミノーを通して探る。
段々と周囲が明るくなって、波に飲まれる沖の根の位置がハッキリ見えてきたので
根際ギリギリを狙ってミノーを投げてみたらガツンと来た!



ヒラスズキか!反射神経的に追い合わせを入れたけれど、エラ洗いはしてこない。
ヒキは軽いので あっさり足元まで寄せてみたらワカシの小さいの。
リリースするかなってサイズだけどエラにしっかりフッキングしてるので〆める。
この後シンキングペンシルをジャークしまくってたら同じぐらいのが食ってきた。
陽が昇って、キープしたワカシを漬けていた潮溜まりの水が温くなる前に撤収。

急ぐアテもないので、ゆっくり虫でも探しながら磯森をブラブラと歩いて帰る。
ふと、足元にキラリとピンクメタリックに輝くセンチコガネを見つけた。
特に珍しい虫ではないけれど、今回は一箇所に5匹程固まっているから驚き。
よく見ると雨で溶けたイノシシの糞があったようで、これに集まってきたワケか。
じっくり腰を据えて観察してると、ヨイショヨイショと糞を転がし始めたじゃないか!
ワ~イ!フンコロガシがフンコロガすところを見たの初めて。ツイてるな。




夜になって雨が降ってきたので、おとなしくグーグー寝てたら段々風が出てきた。
車が揺さぶられるほどの風の時は、大抵海は波風でヤバイ状態になる。
それは承知で、次の日の朝マズメには また別の磯に降りてみるけれど
朝の訪れと共に段々風がキョーレツになってきて、まともにルアーを投げられない。

頭から波しぶきを浴びながら風の隙間を待っていると、
大荒れて真っ白なサラシの中に ジャボンと目立つ黒銀に輝く尾びれを見た。
おおっと、すぐ真下にヒラスズキが居るようで。しかも捕食中だろうから活性高し。
こりゃ投げれば釣れるハズ。でも風の強さは増すばかりでチャンスはホンの一瞬。
何度か海面に叩きつけるように重いミノーを投げてはみたけど釣りにはならず。



状況を見るため、岩を登って風の表側を見てみると風にヨロめく。
もう立って居られない風、段々高く迫る波。怖いと思ったら危険信号。
すぐそこに居る平鱸に後ろ髪ひかれつつ、急いで荷物をまとめて即座に撤収した。
もうあと数投できれば釣れたような気もするな、なんて。
結局今週末はワカシ1本。渋い海況には貴重な1本。



集まる巻貝を見てたらギュルギュル目が回る


猪の糞に集まるオオセンチコガネが美しい


久しぶりにお見かけした貴婦人、アサギマダラ

ウスヒラタケのクリームパスタ   ,2014/10/28 (火)


週末に採ってきたウスヒラタケ...と思しきキノコ。
昨日美味しく食べて体調に問題ないので、しっかり食べてみようかな。
まだ量はタップリあるので、料理教室で習ったキノコのクリームパスタにしよう。
残念ながらレシピメモが見当たらないので、まあ覚えてる範囲で適当に。

土汚れを落としたら小さくするために裂いてみると、中から芋虫君達がポロポロ。
こんな薄い身の中にもしっかりトンネルを作って暮らしているのか。
シャッキリした若い固体には虫も少ないようなので、早め早めの収穫が良いようで。



ウスヒラタケ200gをみじん切りに、ついでにエシャレットも5玉ほどみじん切りに。
これを中火のフライパンにオリーブ油をひいて、しっかり炒める。
モワァと濃いキノコ香が立ち込めるので、一層食欲に拍車がかかる。
軽く塩コショウで味を調えたらキノコペーストの出来上がり。このままで酒の肴になる!
これで冷蔵・冷凍で保管しやすくなるとか。確かに生のままよりは持ちが良さげ。

半分は保存して、残り半分はそのままフライパンで熱しつつ生クリームを注ぐ。
濃すぎるようならパスタのゆで汁で粘度を整えたらソースの出来上がり。
クリーム系には平麺が好きなのでタリアテッレを茹でて絡めて完成。
これもうメッチャクチャ旨い!さすが本職シェフのレシピ。
それにウスヒラタケも存分に旨さを発揮してる。十分主役級の旨さだなあ。
来週もまだ生えてたら採ろっと。


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