カルクウ.blog
狩る、そして食う そんな遊びの日々の記録

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鴨の羽をむしる   ,2014/12/17 (水)


親の時代には家庭で鶏をつぶして食べるのは普通だったと聞く。
魚やキノコと同じく、鳥や獣も自分で獲って食べてみたいものだ。
なんて興味はあれども何処から手を出したものやら。素人からは随分遠く感じる。
そんな折、釣り友から「鴨の処理のお手伝い」のお誘いをもらった。
チャンスを探していたのでこれ幸い。

さっそく現場に行って見ると、ズラリと何十も並んだ鴨。
網で捕獲したそうで、首を切って血抜きがされてある。魚と同じだな。
半分はオスらしく首がメタリックグリーンに輝く。これがアオクビってやつだろう。
翼の一部には これまた美しいメタリックブルーの差し色羽。
手に取ってじっくり見るのは初めて。なんとも繊細で美しくて見とれてしまう。




フライ巻けるようになりたくなった


で、早速作業に。やることは「羽むしり」
ハンターさん達に簡単に手順を教えてもらい、見てマネする。
翼の風切り羽はしっかり固定されていて、強く引っ張らないと抜けないが、
ボディを覆う羽毛は束で掴んでも引っ張ると、あまり抵抗無くボソっと抜ける。
こんなに抜け易いとは!天敵に捕まった場合の逃げやすさの面もあるとか。

羽をむしる作業をしながらじっくり観察してみる。
興味深いのは部位によって羽の形が様々だということ。
魚で言えばボディの羽毛はウロコで、風切り羽はヒレと思えば近いか。
特に翼の羽は細く尖ったものや広くシッカリしたもの、それぞれ機能が違うのだろう。
魚のヒレの形を見て、泳ぎと動きをなんとなく想像するのが楽しいように、
きっと鳥の羽もじっくり観察すれば色んな飛び方が想像できるのかもしれない。


ダウンがめっちゃ暖かい


鳥のお尻ってこうなってるのかと。


どんどん作業はすすむ


羽根の先を切り落とし、食道に詰まった呼び餌の米を抜き、手で毛をむしったら、
残ったシブとい毛をバーナーで焼き落として、脚と首を落とせば完了。
それら全てに細かくコツと配慮があるようだけれど、そこまでは望めない。
不慣れな作業に四苦八苦して、1羽むしるのに30分以上掛かってたような。
とりあえず形にするところまでは何とかできた。
あとは友人が真空パックにして冷凍するまでが今日のお仕事。

結局10羽もむしることができなかったが、作業のお礼に2羽の鴨をもらった。
わずかな手伝いの割りに貰い過ぎだろうけど、ご厚意をありがたく頂く。
とりあえず持ち帰り冷凍保管するとして、調理するときは内蔵どうするのかな?
凍らせれば内蔵は固まってるのでコロリと抜き易いとは聞いたけど、さて。
まあやってみれば少しはわかるだろう。


解体料理編に続く→Now writing..


抜けきれない細かい羽をバーナーで焼く


真空パックの装置欲しくなった。


本日の報酬、というよりハンターさんからのプレゼント


さてこの2羽をどうやって食うか楽しみ

魚がダメならヤマイモを掘る   ,2014/11/26 (水)


どうも今年の秋は青物との出会いが少ない。
夜から磯で頑張ってみるも期待したイカは逃し、青物はまったく気配なし。
磯を撤収して帰り支度に、釣り友とおしゃべりの中で
ひょんなことからヤマイモを掘りに行こうという事になった。
手持ちの道具はスコップと鎌ぐらいだけど、まあちょっと掘ってみようかと。

他の目的で歩いてるとヤマイモはアチコチで見かけるけれど、
いざ掘るぞとなったら、思った以上に見つからなくて少なく感じる。
あるにはあるけど、ムカゴぐらいの小さな芋だったり、地面が固過ぎたり。
今日はお試しなのでこれぐらいで十分かな。

来た道を戻る途中でフト、高い木々の枝葉の間にヤマイモの葉が見えた。
あれだけ高く伸びてるし葉も大きい。こりゃまともなサイズのヤマイモだな。
目と指でツルを辿って根の位置を特定すると、明らかに根が太い。
ある程度掘ってみるとゴボウのような本体が出てきたので、更に掘り進める。



掘れば掘るほどドンドン根が太ってくるので、大きさの見当がつかなくなる。
穴が深くなるにつれ、手持ちスコップでは作業がしにくいし、木の根が邪魔をする。
横方向にも穴を広げつつ、作業を妨げる根っこを鎌で叩き切る。
出てきた残土はボタ山のように高くなるので、さらに後方へと広く開拓する。
友人と二人で深堀りと拡張工事を交代しながら、どんどん露天掘りを広げてゆく

1m近く掘ってようやく底が見えてきた。
あらわになった芋を傷つけず丁寧に、遺跡発掘みたいに削るように掘る。
土まみれ汗まみれで掘り出しに成功した芋はなんとも美しく見える。
えもいわれぬ達成感。なるほどイモ掘り好きの気持ちが少しわかった。



グネグネ曲がった奥は太く枝分かれ


乾燥させたら接着剤にできそうな粘り。


ダシで溶いてご飯にドバー。シンプルに旨い。

濃厚アオリイカ墨パスタ   ,2014/11/18 (火)


鮮度良いイカは美味しいに決まってるので その点は良しとして
捌いてみないとわからないのが、イカ墨がどれだけ残ってるのか。
吐かれないよう慎重に釣り上げたお陰かどうかはわからないけれど
見ればまだ墨袋にはたっぷり詰まってる様子。これは嬉しい。



アオリイカの墨袋は まるでラピスラズリかオパールのような美しい色合い。
ゴツゴツした形なのは中の墨が少し固まったか。少し冷やし過ぎたかな?
それでも半生ならまだ大丈夫。ワイン少々に漬けてグズグズと押しつぶすと
味噌を溶くみたいに墨が広がって、真っ黒ジュースになる。

胴の部分は刺身で食って、残った部分をイカ墨パスタに。
イカをオリーブオイルで炒めたら、ついでにワタも入れてかき混ぜる。
よく炒めたらホールトマトを混ぜて少し煮込む。イカ身は歯応えある方がイイ
最後に墨ワインを混ぜて軽くひと煮立ちしたら、パスタを絡めて出来上がり。

ワタと墨の量がタップリで濃厚な味わいになってメッチャ旨し旨し。
濃いので生トマトとバジルを添えたのもかなり正解。
毎週食べたいなあ。イカが釣れ始めたって事で、期待したいなあ。


濃厚ブラック。丁寧に釣って初めて味わえる黒。


刺身は甘く旨い。試したアクアビットはイマイチ合わず

久々のアオリイカ1杯   ,2014/11/15 (土)


いつものように夕マズメの伊豆磯へ急ぐ途中の道すがら、偶然釣り友に会う。
聞けばイカ狙いとのこと。なるほど狙ってみる価値はありそう。
今年は春からずっとイカは不漁という印象だったけど、
先週あたりポツポツ出始めてるなんて話も聞いたところだし。
いくつか情報を交わして、それぞれ狙いの海へと向かう。

青物狙いのタックルに加えて、イカ用の道具も持って磯へ。
トップ、シンペン、ジグと色々探ってはみたけど、動きも気配も感じない。
まだ夕焼けが残る内に早々に青物は諦めて、アオリ狙いのエギングにチェンジ。
よく来る磯だけれどエギを投じるのは初めての場所なので、まずは底の調査を。
どうやら引っ掛かる海草や岩は無いので、エギを海底までしっかり送り込んで
デローンと底に寝かせてズルズルモゾモゾ・ピョンって感じのイメージで動かす。

そうやって海底探査してると、突然ゴゴンっとひったくるアタリが来た!
いや!? この鋭いアタリはイカというより魚?根魚でもヒットしたのかな?
巻いてみると大人しくついて来て、突然グイ~ンと抵抗する。この引きはイカか
海面に出たところをライト当ててみればアオリイカ。やっぱりイカだったのか。
前回新調したロッドはとても繊細なので、イカのアタリが大きくクリアに感じる。



海面まで来たイカの大きさと針掛かりを確認して、問題なさそうなので抜きあげる。
久しぶりに会えたアオリイカがメチャ嬉しい。サイズは食べ頃の500g
アオリイカの収穫で一番大事にしたいのは鮮度と墨の残量。
優しくそれでいて速やかに揚げないと、せっかくのイカ墨をブシュっと吐かれちゃう。
陸揚げ時は特に慎重にフンワリ着地させて即座に〆る。今回はたぶん上手くいった。
今週末の釣りの収穫は早くもこれで及第点。

後に続けと2時間ばかり投げ続けてみるけれど、2匹目はまったくなし。
夕方チョイ釣りのつもりで薄着で来たので、寒さに耐えられず撤収。
どこか別の場所で打っていた手錬の友人も1人1杯ずつだったと聞いた。
かなりラッキーな収穫だったのだろう。

気持ちの余裕ができたので、海に山に気になるポイントをいくつか探索へ。
歩き回ってバテバテでさあ帰ろうって時に、帰り道は渋滞で糞詰まりしている。
帰路を急いでも疲れるだけなので、ちょいと休憩がてら漁港でカマスでもツツこう。
道すがらの静かな漁港に寄ってみれば、驚くほどギッシリと小魚が居る。



アチコチでナブラが立ち、遠くでバッシャーンとライズも聴こえる。
これはチャンスかとミノーを投げてみるけれど、これと言ってアタリはなし。
投げたルアーやラインに小魚が次々当たるぐらいの高密度。
ためしに目の細かいタモで掬ってみたら、かなり簡単に小魚がどっさり掬えた。
これはトウゴロウだろうか? 気になるのでお持ち帰り。
アンチョビの替わりになればいいけれど。



クロサギ?波打ち際でカニか何かを食ってる


そろそろヤマイモ掘る季節なのかな


海岸のゴロタにツル植物。塩は平気なのか


エギをかじられた。前アタリに気づけてなかった?


妖しく光るような蛍光緑の点々模様が美しい

カメノテを食べてみる   ,2014/11/10 (月)


週末採ってきたカメノテを食ってみようか。
どうやって食うのか色々調べてみたけれど、まずはシンプルな塩茹で。
お初に頂く素材なので、ストレートに味を知りたい。

ガシャガシャっと水洗いして、すこしこびり付いた海草や貝殻などを落とす。
太い幹から植物の枝のように生えた小さい連中も摘んでおく。
パスタの茹で湯ぐらいの塩水を沸かして、そのままドボンと投じて5分ほど茹でる。
ほどなくして白いアクと共に広がる香りは...ゆで蟹のそれだ!



茹で上がったら あとは剥いて食べるだけ。
ウロコ模様の腕を引っ張ると、ビリリっと思った以上に簡単&キレイに破ける。
中の汁がドバっと出て、薄いピンク色のテロ~ンとした部分が出てきた。
この部分を食うのだろうけれど、身は固い爪の中身とつながってる。
引っ張るとプツンと切れてしまったので、まあいい、ここだけ食ってみる。
うむ!これはまさにエビ・カニ類の味。旨い!旨いよコレ

今度は慎重に引っ張ってみたら、全身キレイに取り出し成功。
頭らしき箇所や 沢山の脚の束が見てとれる。どうやらココがメインボディ。
なるほどこうやって中身を見てみれば確かに甲殻類だなって感じ。
お尻に長いモンが付いてるって点で、ヤドカリに近い気もする。
そういえば甲殻類なら成長過程で脱皮するのをよく見るけど、カメノテも?
このウロコ腕はどうやって成長するんだろう?とにかく不思議いっぱい。



丸ごと食べてみたら、脚や頭の部分のシャリシャリした歯応えはほぼ小エビ。
若干歯応えにノイズな感じなので、プルプルの尾だけ食うのもアリだと思う。
完全に中身を取り出してみれば、もはや小さいエビカニと大して変わらない。
試しにエシャレットとビネガーで和えてみたら、なかなかイイ感じに。
中から出てくる汁も一緒に混ぜると尚良し。

手間の割りには食する量が小さいので、毎回採ろう!って気にはならないけど
収穫がなくて寂しい時には、海の味をしっかり味わえるので良いかも。



海老のような蟹のような味。どっちにしろ旨い


枝別れみたいに見えるが1本づつが個体


脚?触覚?エサの捕獲に使ってるのかな?


味噌汁にも。塩茹でよりはインパクトに欠けるか

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